白い滑走路 全26話

2026/07/01

【日本映画】 松阪慶子 浅丘ルリ子 田宮二郎

ネタばれあり!!!


【あらすじ】 ボーイング747機種移行訓練のため、杉山重夫(田宮二郎:当時39歳)はアメリカのモーゼスレイクで、訓練を受けていた。無事に試験に合格したが、帰国すると、妻の綾子(浅丘ルリ子:34歳)は失踪していた。
 仕事の合間に妻の綾子を捜す一方で、スチュワーデスの折井薫(松坂慶子:22歳)は、杉山に想いを寄せる。妻が失踪した杉山と、杉山の上司・尾形機長(高松英郎)の娘で、夫の上条浩二(岩下浩)が山で遭難した上条里子(山本陽子:32歳)は、徐々に魅かれ合う。
 やがて2人は互いの愛を確かめ合い、結婚の約束をする。しかしそこに失踪した妻の綾子が現れ、また、里子の夫・上条も実は生きていた。(作品の詳細

 



田宮二郎の1人祭り。日本航空が撮影に全面的に協力をしたドラマで、計器類・スイッチ・レバーが所狭しと並ぶ操縦席、滑走路からの離陸、タッチアンドゴーや緊急降下、ハイジャックが発生した際の管制塔との緊迫したやり取りなど、本格的な映像が登場する。離陸準備の2人のパイロットの手が、スロットル・レバーをぐいっと押し、機体が猛加速するシーンは、何度見ても胸が高鳴る。飛行機に乗りたくなる。これを観たら、パイロットやCAに憧れるだろうなぁ。
 


田宮二郎のパイロット姿が、『エアポート'80』のAlain(2人とも1935年生まれの同級生)に重なりますねぇ。カチッとした制服がよく似合い、神々しいオーラを放っている。ロスやパリの雑踏を歩いても、スッとした姿勢で歩き方も美しく、欧米人の中でも際立っている。そりゃ誰でも、松坂慶子のように夢中になりますって。これじゃ、仕事にならないわぁ。
 



しかし26話もあるから、物語がなかなか進まなくて。ワンクール10話前後の、今のドラマのテンポに慣れると、26話は長い、長すぎるよぉ。後ろ姿やピアノを弾く手元だけだった妻が、第18話でやっと姿を見せるのだ。浅丘ルリ子女史だったんですか。

これがまた、拗らせ女のかまってちゃんで、トホホなのね。寂しがり屋で愛されたいのに、プライドが邪魔をして素直になれない。家に戻ってきたと思ったら、わがままな振る舞いで、夫や周囲を翻弄し続ける。だったら、戻って来なくてよかったのに。離婚したんだから、実家なりどこかに行けばいいのよ。 



山本陽子の死んだはずの夫が、実は生きていた。の展開もなんだかなぁ…苦笑 後半はテンションがダダ下がりでしたが、駆け足で一応最後まで観ました。何度もすれ違いや誤解があったけれど、田宮と山本はロンドンで、めでたく結ばれました。完
 



当時22歳の初々しい松坂慶子をはじめ、女優陣の美しさもさることながら、やはり田宮は圧倒的にカッコいい。単にイケメンなどというレベルではなく、その端正な顔立ちや身のこなしは、別次元のもので、語彙力のないワタクシ、適切な言葉が見つかりません。

田宮が松坂慶子に言う、「これからは、きみの応援団になるよ」ってセリフは、日本中の女性が彼に言って欲しいって思いましたよね。 

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