ネタばれあり!!!
【あらすじ】 1950年、風光明媚なナポリの海辺で生まれた赤ん坊は、ギリシャ神話に登場する人魚の名前であり、ナポリの街を意味するParthenopeと名づけられる。美しく聡明で誰からも愛されるParthenope(Celeste Dalla Porta)は、繊細な兄Raimondo(Daniele Rienzo)と深い絆で結ばれていた。
年齢と出会いを重ねるにつれ、Parthenopeは美しくなっていくが、彼女が輝きを増すほど、兄の孤独がいっそう深まり、やがて悲劇が起こる。彼女に幸せをもたらしていた美が、愛する人々に悲劇を招く刃と変わる。それでも人生を歩み続けるParthenopeが、果てなき愛と自由の探求の先に辿り着いたのは…。(作品の詳細)
Paolo Sorrentino監督が故郷ナポリを舞台に、ナポリという街とこの街が持つ奇跡の力を、一人の女性に託して描いた作品。観念的で分かりにくい部分もありましたが、美しい映像や、監督のナポリへの愛やノスタルジーが、強く五感に訴えかけてきます。陽光きらめく地中海の青い海、海岸沿いにある瀟洒な邸宅、そこに立つParthenopeの美しさ…と、贅沢な映像体験ができました。
見どころはなんと言っても、本作品が映画初主演という、Celeste Dalla Portaの瑞々しく神々しい美しさで、Saint Laurentのクリエイティブ・ディレクターが手掛けた、数々のゴージャスな衣装が華を添え、至福のひとときです。
Parthenopeは人生の中で、様々な分野の個性的な人々に出会う。彼女を愛する一方嫉妬に燃える兄、彼女にずっと恋するSandrino(Dario Aita)、人生に絶望したアルコール依存症のアメリカ人作家(Gary Oldman)、大学の人類学者の教授(Silvio Orlando)、伝説の女優(Isabella Ferrari)や人気絶頂の大女優(Luisa Ranieri)、ナポリ大聖堂の神父(Peppe Lanzetta)…など。
この出会いには、自由奔放な青春の中の苦悩や絶望、ナポリの美しさとそこに潜む闇の世界、人生謳歌と渇望が伴っていた。光と影、美と醜、喜怒哀楽。人生は表裏一体である。それらをあるがまま受け入れられるようになり、晩年になってParthenope(Stefania Sandrelli)は、再びナポリを訪れる。
ナポリのスクデット獲得を祝う喧騒の中を歩きながら、彼女は感慨にふける。人生は様々なものが、幾重にも積み重なっている。何があっても、人は力強く生きる。だからどんな人生も、生き抜いた道のりは、かけがえのないもの。私の人生も、唯一無二のものなのだと。










サンドレッリは詳しく存じませんが、暗殺の森だっけか、ドミニクサンダと女同士のダンスかっけー!の人でしたっけ?
返信削除ゲイリー・オールドマン!
フリアーズ
stefanlilyさんへ
削除『暗殺の森』です!!!
2人が踊るシーンは印象的ですね。
すみません、ボタン押して再投稿です。コメ欄が小さくて…。
返信削除フリアーズ監督「シドアンドナンシー」ですね。G・オールドマンはタランティーノ監督のポン引き役も面白かった。「パルプフィクション」かな?
ご紹介映画は未見ですが、兄が妹を…系でいうと、夢野久作「瓶詰めの恋」は青空文庫でも読めますよ。
stefanlilyさんへ
削除G・オールドマンは、映画『レオン』で初めてみました。
ブッ飛んだサイコパス刑事として
強烈な印象が残っています。
夢野久作の『瓶詰めの恋』をさがしたら
『瓶詰地獄』がヒットしました。これでしょうか?
そうです、失礼しました汗
返信削除「死後の恋」と混乱してました。
そちらもお薦めです。
青空文庫では、久生十蘭や岡本綺堂もたくさん作品が入ってて、お薦めです。
stefanlilyさんへ
削除久生十蘭も岡本綺堂も知らなくて
ググってみました。
青空文庫には蔵書がたくさんありますね。