俺ではない炎上

2026/07/07

【日本映画】 阿部寛 夏川結衣 田島令子

ネタばれあり!!!


【あらすじ】 大手ハウスメーカーに勤める山縣泰介(阿部寛)は、ある日突然、自分のものと思われるSNSアカウントから、女子大生の遺体画像が拡散されたことにより、「殺人犯」としてネット上で名指しされる。
 身に覚えのない泰介は無実を訴えるが、全く信じてもらえない。瞬く間に泰介のあらゆる個人情報は晒され、ネット上は大炎上。泰介は日本中から、追いかけ回される羽目になってしまう。
 泰介は必死の逃亡劇を繰り広げながら、自分を陥れた真犯人を見つけようと奔走する。浅倉秋成の同名小説をもとに映画化。(作品の詳細

 



阿部ちゃんの1人祭り。この事件の動機や警察の動きや取り調べ、家族関係やラストの「私が悪いの」大合唱には、どこかムリがあってもやもやした。が、阿部ちゃんの立場になって想像すると、見えない敵を相手に、自分があまりにも無力で、その恐ろしさに心臓がバクバクする。身内に起きた事件のような、臨場感がありました。
 


不謹慎ながら、逃げる阿部ちゃんが、とにかく面白おかしくて…。重くシリアスになりがちな話ではあるが、彼のコミカルな台詞や動きに救われた。知らないうちに犯人にされて、訳が分からないが、とにかく走る!
なりふり構わず、必死に逃げる。お前ら(視聴者)、笑って観てるが、俺は命懸けなんだからな。

アップになった阿部ちゃんの顔、疲労困憊だったよね。「オレ、何やってんだ?」と、短パン一丁で綱にぶらさがる阿部ちゃん。自分の家なのに、泥棒のようにこそこそ入る阿部ちゃん。部屋の隅っこに隠れる大きな阿部ちゃん。知人に携帯を借りて、真っ先に座標を調べるかと思いきや、エゴサする阿部ちゃん、おいおい(爆) 



事件が解決して、阿部ちゃんが無実だと分かった瞬間の、手のひら返しには笑いました。ネット住人や泰介の義母の豹変ぶりよ。実にいい加減で、世論にすぐに流されるんだから。長いものに巻かれろ!空気を読め!ですかね。



阿部ちゃんの腰巾着のような部下や、お母さん役の夏川結衣、スナックのママが似合う美保純や、阿部ちゃんの姑の田島令子(久しぶりに見た)など、適材適所のキャスティングでした。

ところで芦田愛菜の演技ですが、騒がれるほど上手いかなぁ。国民的知性派女優ともてはやされ、たった一言の“キレ芸”で「上手い!」「芸風が変わった!」ってべた褒めするの、何なのかしらね。ファンの方、ごめんなさい。 

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